1414 ショーボンドホールディングス
中立- 配当利回り
- 3.59%
- 配当性向
- 60%
- DOE
- 8.56%
- 総合スコア
- 84.4pt
用語の解説(クリックで開く)
- 配当利回り
- 直近1年の配当金合計 ÷ 現在株価 × 100(%)。高いほどインカムが厚い目安。
- 配当性向
- 配当金 ÷ 当期純利益 × 100(%)。30〜50%が安心ゾーン。80%超は持続性に注意。
- PER
- 株価 ÷ 1株利益。低いほど利益に対し割安とされる(業種差あり)。
- PBR
- 株価 ÷ 1株純資産。1倍割れは資産に対し割安の目安(業種差あり)。
- ROE
- 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)。資本効率の指標。10%以上なら優良の目安。
- ROA
- 当期純利益 ÷ 総資産 × 100(%)。会社全体の資産効率。
- DOE
- 配当金 ÷ 自己資本 × 100(%)。利益より変動しにくい自己資本が分母なので、配当の安定方針が読み取れる。日本企業はおおむね2〜4%、中央値は3%前後。
- 自社利回り比(sy)
- 現在利回り ÷ 過去5年平均利回り。1超なら自社の過去より割安な水準。
- 連続増配
- 分割調整済み配当が前年比で増えた年数。同額維持は非減配として別途カウント。
- 非減配
- 配当を減らしていない年数(増配または同額維持)。長いほど配当が安定。
- 自己資本
- 会社の資産のうち返済不要な株主のお金。純資産ともいう。
- 自己資本比率
- 自己資本 ÷ 総資産 × 100(%)。高いほど借金依存が低く財務が頑丈。
- フリーキャッシュフロー
- 本業で稼いだ現金から投資を引いた残り。配当の原資。マイナス続きは要注意。
- 時価総額
- 株価 × 発行済株式数。会社の市場価値。大きいほど値動きが安定しやすい。
- EPS
- 1株あたり利益。配当の元手。EPSが伸びれば増配余地も広がる。
- BPS
- 1株あたり純資産。会社の解散価値の目安。
- 営業利益率
- 営業利益 ÷ 売上高 × 100(%)。本業の稼ぐ力。
- 5年平均利回り水準
- 配当利回りが過去5年平均に一致する株価。今の株価がこれより下なら、利回りは5年平均より高い。
- 5年最低利回り水準
- 配当利回りが過去5年の最低まで下がる株価。今の株価がこれより上なら、利回りは5年で最も低い側。
- 減配
- 配当を前年より減らすこと。配当株投資では最も避けたいイベント。
1. 企業概要
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 銘柄コード | 1414 |
| 業種 | 建設業 |
| 配当利回り(株価ベース) | 3.59% |
| 1株配当(最新期・分割調整済) | 43.88円 |
| 総合判定 | 中立 |
| 総合スコア | 84.4 |
| 連続増配 | 17年 |
| 非減配 | 17年 |
| 配当性向 | 60.10% |
| PER / PBR | 16.10 / 2.28 |
| ROE | 14.29% |
| DOE(株主資本配当率) | 8.56%(業種中央値 3.74%) |
ショーボンドホールディングスは建設業に分類される銘柄で、決算期は6月です。時価総額は約2,574億円。自己資本比率は82.4%と厚く、財務の土台はしっかりしています。
ROEは14.3%で、建設業の中央値10.1%を上回ります。営業利益率も22.9%あり、業種中央値の7.1%とは大きな差があります。私が数字を眺めて目を引かれたのは、この利益率の高さです。
配当は17年連続で増えています。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
2. 配当の魅力
| 期間 | 最大 | 平均 | 最小 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 4.06% | 2.96% | 2.17% |
| 3年 | 4.06% | 3.25% | 2.20% |
| 1年 | 3.80% | 3.44% | 2.92% |
| 現在 | 3.59% | — | — |
| 会計年度 | 1株配当 (分割調整済) | 配当性向 | EPS |
|---|---|---|---|
| 16/06 | 10.88円 | 37.36% | 29円 |
| 17/06 | 13.00円 | 40.00% | 32円 |
| 18/06 | 15.62円 | 46.08% | 34円 |
| 19/06 | 16.88円 | 89.93% | 19円 |
| 20/06 | 19.88円 | 47.52% | 42円 |
| 21/06 | 26.38円 | 50.08% | 53円 |
| 22/06 | 29.50円 | 51.07% | 58円 |
| 23/06 | 31.75円 | 52.15% | 61円 |
| 24/06 | 34.75円 | 50.78% | 68円 |
| 25/06 | 43.88円 | 60.10% | 73円 |
DOEで見る減配しにくさ
DOEは配当÷自己資本。利益は年ごとにブレます。でも自己資本はそう簡単には減りません。だからDOEが高い会社ほど、業績が少し傾いても配当を保ちます。
この会社のDOEは8.56%。全国の中央値3%を超え、業種中央値は3.74%も上回ります。自己資本にしっかり配当を回す会社です。少しくらい業績が落ちても、配当はそう簡単に減りません。
月次の配当利回りを折れ線で描き、5年の最高・平均・最低を水準線で重ねたグラフです。線が平均より上にあるほど、株価が過去より低い時期を指します。この銘柄は2024年6月の2.59%から7月に3.26%へ跳ね、2025年2月に3.97%まで上がりました。2026年8月は3.45%で、5年平均2.96%を上回っています。
5年・3年・1年それぞれの最大・平均・最小を棒で並べたグラフです。期間ごとの利回りの幅を比べられます。平均は5年が2.96%、3年が3.25%、1年が3.44%と期間が短いほど高く、最小値も2.17%、2.2%、2.92%と切り上がっています。
年度ごとの1株配当を、株式分割を調整して棒で示したグラフです。棒が右へ伸びていれば増配が続いています。2016年の10.88円から2025年の43.88円まで毎年伸び、減配の年はありません。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
いまの配当利回りは3.59%です。5年平均は2.96%、3年平均は3.25%、直近1年平均は3.44%。期間を短くするほど平均が上がっており、利回りの水準が段階的に切り上がってきたことが分かります。5年間の最高は4.06%、最低は2.17%でした。
増配の記録は途切れていません。分割調整後の1株配当は2008年の0.94円から2025年の43.88円へ伸び、減配は一度もありません。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
DOE(株主資本配当率)は8.56%です。純資産に対してどれだけ配当を出しているかを表す指標で、減配しにくさの目安になります。建設業の中央値は3.74%、全国の目安は2〜4%ですから、これらを大きく上回っています。配当性向は60.1%で、利益の6割を株主に回している計算です。
3. 業績と財務の安定性
| 指標 | 値 |
|---|---|
| ROE | 14.29% |
| ROA | 11.66% |
| DOE | 8.56% |
| 自己資本比率 | 82.38% |
| EPS / BPS | 292 / 2058 |
| 収益性スコア | 2.32 |
| 還元スコア | 1.54 |
| 割安スコア | 1.67 |
収益力は業種の中央値を明確に超えています。ROEは14.3%(中央値10.1%)、ROAは11.7%(同5.1%)、営業利益率は22.9%(同7.1%)です。売上高成長率は6.2%、EPS成長率は6.7%で、増収増益が続いています。
財務の厚みも際立ちます。自己資本比率は82.4%。借入に頼らず事業を回せる体質です。フリーキャッシュフローは約99億円のプラスで、配当の原資になる現金を生んでいます。
気になるのは配当性向の動きです。2025年は60.1%で、2021年から2024年の50%台前半より上がりました。2019年には89.9%、2015年には70.8%まで跳ねた年もあります。それでも減配には至っておらず、利益の一時的な落ち込みを配当の据え置き・増額で吸収してきた履歴が読み取れます。
4. 割安度
PERは16.1倍で、建設業の中央値11.9倍より高い水準です。PBRは2.28倍で、こちらも中央値1.15倍を上回ります。指標だけを見れば、業種の中では評価が高い銘柄です。
配当利回りで見ると、現在の3.59%は5年平均2.96%を上回っています。利回りが平均より高いので、過去の自分自身と比べれば株価は低い側にいます。一方で業種比較では割高寄りに映ります。
この2つの見方が食い違うのは、高いROEや利益率が株価に織り込まれているためです。スコアの判定は「中立」で、根拠は割安感が乏しいこと。自社の利回り比は1.21でした。
過去5年の配当利回りレンジを、株価の水準に置き換えたものです。いまの株価がそのレンジのどこにあるかを示します。前提は「配当が今の水準を保つこと」で、業績の変化は織り込んでいません。売買を推奨するものではありません。
| 区分 | 株価水準(対応利回り) |
|---|---|
| 現在株価 | 1273円(利回り3.59%) |
| 5年平均利回りに戻る株価 | 1546円(利回り2.96%) |
| 5年最高利回り時の株価 | 1127円(利回り4.06%) |
| 5年最低利回り時の株価 | 2108円(利回り2.17%) |
いまの株価は1546円(利回りが5年平均に戻る水準)を下回っています。利回りは5年平均より高く、過去のレンジでは株価が低い側にあります。
株価と、利回りが過去の水準に戻る株価を折れ線で示したグラフです。売買を推奨するものではなく、株価の位置を測る物差しです。現在の株価は1,273円で、5年平均利回りに戻る株価は1,546円、5年最高利回りに近い水準の株価は1,127円、上側の目安は2,108円です。
5. 総合判断
総合判定: 中立(スコア 84.4)
総合スコアは中位です。株価は自社の過去利回りレンジのなかほどにあります。利回り・財務・増配記録を合わせて確認してください。
判定根拠:
割安感が乏しい
+ ROE10%以上の高収益
+ 10年連続増配
+ 利回り3%以上
+ DOE2%以上かつ業種平均以上(還元姿勢良好)
総合スコアは84.4点、判定は「中立」です。収益性スコアは2.317、還元スコアは1.544、割安スコアは1.673。収益性が最も強く、割安度が判定を中立に留めています。
加点は4つ。ROE10%以上の高収益、10年連続増配、利回り3%以上、DOEが2%以上かつ業種平均以上の還元姿勢です。注意事項の記載はなく、異常値も検出されていません。17年間減配のない記録と、DOE 8.56%という厚い還元余力が、配当面の土台になっています。※連続増配・非減配の年数は自動算出値です。重要な投資判断の前には、企業のIR資料での確認を推奨します。
見るべき点は、業種比較でPER・PBRが高いことと、配当性向が60.1%まで上がっていることです。利益成長が続くかどうかが、今後の増配ペースを左右します。あなたがこの銘柄を調べるなら、次の決算で配当性向とEPSの動きを確かめてください。
6. よくある質問
ショーボンドホールディングスの株価は割安ですか、割高ですか?
配当利回りは3.59%で、過去5年平均の2.96%を上回る水準です。総合スコアによる区分は「中立」です。売買を推奨するものではありません。
同社は何年連続で増配していますか?
17年連続で増配しています(株式分割調整後の1株配当ベース)。また17年間、配当を減らしていません。
同社の配当性向はどのくらいですか?
配当性向は約60%です。一般に30〜50%が無理のない理想帯とされます。
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

