任期終了した地域おこし協力隊のその後について調べてみました。

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みなさん、こんにちは。

いじゅもり(@ijumori)です。

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地域おこし協力隊の活動任期後を調べてみた

地域おこし協力隊の活動の任期は1年間となっていて、その後は自治体、協力隊双方の話し合いにより最大3年間まで活動することができます。

平成27年度3月末までに任期終了した隊員のその後についての調査結果を見てみると、約6割が同じ地域に定住をしているという結果になっています。

前回の調査(平成25年度)と比べるとわずかですが増えています。しかも、前回調査時に定住していた隊員のうち、実に98%もの人がその後も同じ地域に定住していることが今回の調査でわかりました。

つまり、定住する理由がちゃんとつくれれば、任期終了後もその地域で生活をしていけるんですね。

定住した隊員の進路を調べてみた

では、定住した隊員の進路はというと、約2割が起業、約5割が就業、約2割が就農し、それ以外はその他や未定という結果です。おそらく、協力隊の活動の続きというか、延長線上の仕事をしているのだと思います。

起業している人の中には、飲食店やカフェ経営をする人や、各種法人を設立する人、経営コンサルタントとして活動する人などがいるようです。

就業した人では、民間企業や地方自治体、観光協会や道の駅や森林組合など、協力隊の活動を終えたあとにそのまま就職となっている人が多いようです。

就農については、これも協力隊の活動で、農業関係の業務をしていた人がそのまま新規就農したのでしょう。

以上のことから考えると、地域おこし協力隊の業務内容が具体的に決まっている活動をした隊員はそのまま就業して同じような活動を仕事とし、ゼロからイチを生み出すことを求められている隊員は、起業をして自分がしたいことや地域でできることをする傾向があるのかなと推測します。

地域によって課題が違うので、起業する人が増えればいいのか、定住する人が増えればいいのか、何が正解とはいえませんが、ひとりでも多くの隊員が地域で活躍できるといいですね。

ですが、すでに何十人と協力隊を採用してきた地域もあればまだこれから初めて採用する地域もあり、採用する側も運用の仕方がだんだんとわかってきているとは思いますが、応募する側もハズレ地域を引かないように情報を集めたり注意しないといけません。

これからの地域のあり方はどうすればよいのか

人口減少社会で、都会への一極集中思考が根強くある日本で、これから発展していく地方はまずありません。しかし、全体が縮小していく中で、それでも衰退する地方には衰退する必然的な理由があると僕は思っています。これは単に、僕が持っている偏見かもしれないのですが。。。

伊豆の修善寺でこんな取り組みがあります。

経営支援付きの住宅+オフィス12社が連携し新事業に挑戦

温泉地として有名な伊豆・修善寺に、2016年3月にオープンした「.tree修善寺(ドットツリー修善寺)」。12棟の2LDKメゾネット住宅と小規模オフィスが建ち並ぶ、コンセプト賃貸物件だ。敷地内にはバーベキューやマルシェ開催にも使える芝生のフリースペースもある。

ここで暮らし、働いているのは、伊豆市内外から移り住んできた観光事業者やITエンジニア、一級建築士などの多彩な才能たち。行政や金融機関とのビジネスマッチングや広報企画などの幅広い経営支援を受けながら、入居者同士のコラボレーションが活発に行われている。

ドットツリーは、地元の建設資材会社の古藤田商店がオーナーとなり、NPOサプライズがプロジェクトデザインを担当。移住定住促進と産業育成という、本来ならば行政が担う役割を、100%民間出資で実現しつつある。
地方創生の検証と対策 │ 事業構想より引用

このドットツリーはとてもおもしろい取り組みです。宮崎県日南市の油津商店街のような感じもあります。油津商店街はまさにお店が中心なのに対して、ドットツリーは多様な業種が集まったオフィスエリアとなっています。

どちらも遊休地にコンテナや小規模メゾネットタイプの建物を一箇所にギュッと集めているところが共通しています。

ギュッと集めるから、人が集まりやすくなるんです。あっちもこっちもなんて場所をつくったら人は分散しますし、それぞれの場所で魅力や価値をつくらなきゃいけなくなるので大変です。

任期を終えた隊員と、現役の隊員がタッグを組んで、このようなエリアを先ずは一箇所つくってみる。この取組がうまく行けば、現役の隊員の任期後の働く場所が確保できますし、協力隊の活動でもあるので自治体からの支援も受けやすいのではないでしょうか。

地域によって課題は違うので、商店街のようなものがいいのか、それともオフィスエリアがいいのかわかりませんが、フリーミッションの協力隊隊員は、ギュッと集めた何かをつくってみてはいかがでしょうか。

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