任期終了した地域おこし協力隊のその後について調べてみました。

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みなさん、こんにちは。

ブロガーのijumori(@ijumori)です。

地域おこし協力隊の活動任期は1年間です。

その後は自治体、協力隊双方の話し合いにより最大3年間まで延長することができます。

平成28年度に活動した地域おこし協力隊の数は3,978名。そのうち女性隊員は37.9%。

そんな彼らの任期後についてちょっと調べてみました。

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地域おこし協力隊の任期終了後を調べてみた

平成27年度3月末までに任期終了した隊員のその後についての調査結果を見てみます。

活動地と同一市町村内に定住した人の割合は47%。前回の調査(平成25年度)と比べるとわずかですが減っています(前回は48%)。

とはいえ、活動地の近隣市町村内に定住した人を含めると全体の59%にまで上がります。これは前回と比べるとわずかですが増えています(前回は56%)。

しかも、前回調査時に定住した隊員のうち、実に98%もの人がその後も同じ地域に定住していることが今回の調査でわかりました。

定住する理由をつくれれば、任期終了後もその地域で生活をしていけるということでしょう。

定住した隊員の進路を調べてみた

では、定住した隊員の進路はというと、17%が起業、47%が就業、18%が就農し、それ以外はその他や未定という結果です。おそらく、協力隊の活動の続きというか、延長線上の仕事をしているのだと思います。

起業している人の中には、飲食店やカフェ経営をする人や、各種法人を設立する人、経営コンサルタントとして活動する人などがいるようです。

就業した人では、民間企業や地方自治体、観光協会や道の駅や森林組合など、協力隊の活動を終えたあとにそのまま就職となっている人が多いようです。

就農については、これも協力隊の活動で、農業関係の業務をしていた人がそのまま新規就農したのでしょう。

以上のことから考えると、地域おこし協力隊の業務内容が具体的に決まっている活動をした隊員はそのまま就業して同じような活動を仕事とし、ゼロからイチを生み出すことを求められている隊員は、起業をして自分がしたいことや地域でできることをする傾向があるのかなと推測します。

地域によって課題が違うので、起業する人が増えればいいのか、単純に定住する人が増えればいいのか、何が正解とはいえませんが、ひとりでも多くの隊員が地域で活躍できるのがいいですね。

ですが、すでに何十人と協力隊を採用してきた地域もあればまだこれから初めて採用する地域もあり、採用する側も運用の仕方がだんだんとわかってきているとは思いますが、応募する側も外れ地域を引かないように情報を集めたり注意しないといけません。

これからの地域のあり方はどうすればよいのか。そのヒントは伊豆と日南にあった。

人口減少社会で、都会への一極集中思考が根強くある日本で、これから発展していく地方はまずありません。

しかし独自の取り組みを行っている地域も出てきています。

例えば、伊豆の修善寺でこんな取り組みがあります。

経営支援付きの住宅+オフィス12社が連携し新事業に挑戦

温泉地として有名な伊豆・修善寺に、2016年3月にオープンした「.tree修善寺(ドットツリー修善寺)」。12棟の2LDKメゾネット住宅と小規模オフィスが建ち並ぶ、コンセプト賃貸物件だ。敷地内にはバーベキューやマルシェ開催にも使える芝生のフリースペースもある。

ここで暮らし、働いているのは、伊豆市内外から移り住んできた観光事業者やITエンジニア、一級建築士などの多彩な才能たち。行政や金融機関とのビジネスマッチングや広報企画などの幅広い経営支援を受けながら、入居者同士のコラボレーションが活発に行われている。

ドットツリーは、地元の建設資材会社の古藤田商店がオーナーとなり、NPOサプライズがプロジェクトデザインを担当。移住定住促進と産業育成という、本来ならば行政が担う役割を、100%民間出資で実現しつつある。
地方創生の検証と対策 │ 事業構想より引用

このドットツリーはとてもおもしろい取り組みです。

空き地に住宅兼オフィスをギュッと集めているんです。しかも全て違う業種。

この違う業種が集まるとどんなシナジーが生まれるのか楽しみですよね。

また、別の取り組みを紹介します。

それは、宮崎県日南市の油津商店街です。

油津商店街は全国どこにでもあるシャッター商店街でした。そんなシャッター商店街が今やにぎわいを生む場所へと変貌したのです。

仕掛け人はいろいろ苦労したと思いますが、どのようにしたのかを簡単に説明すると、商店街の空いている土地にコンテナを置いてお店にしたりして、一気に15店舗を新規オープンさせたのです。

さらにいろんなイベントを行い、商店街に行けば何かあるというワクワク感を生んでいるのです。

ドットツリーは多様な業種が集まったオフィスエリアなのに対して、油津商店街はまさにお店が中心となっています。

どちらも遊休地にコンテナや小規模メゾネットタイプの建物を一箇所にギュッと集めているところが共通しています

ギュッと集めるから、人が集まりやすくなるんです。あっちもこっちもなんて場所をつくったら人は分散しますし、それぞれの場所で魅力や価値をつくらなきゃいけなくなるので大変です。

だからまずはギュッと集めるのが大事なんです。

まとめ

任期を終えた隊員と、現役の隊員がタッグを組んで、このようなエリアをまずは一箇所つくってみる。

もしもこの取組がうまく行けば、現役の隊員の任期後の働く場所が確保できますし、協力隊の活動でもあるので自治体からの支援も受けやすいのではないでしょうか。

地域によって課題は違うので、商店街のようなものがいいのか、それともオフィスエリアがいいのかわかりませんが、フリーミッションの協力隊隊員は、ギュッと集めた何かをつくってみてはいかがでしょうか。

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